公益財団法人長野県障がい者スポーツ協会
Nagano Adapted Sports Association
どんな競技?
視覚障がいのある選手がアイシェードを装着し、完全に見えない状態でプレーするチームスポーツです。
鈴の入ったボールを互いに投げ合い、相手のゴールにボールが
入ると、得点になります。
選手は音を頼りに競技するため、会場内は静かである必要があります。観客は、プレー中に声を出して応援することができません。
緊張の張り詰めたコートでゴールが決まった瞬間、静寂を破って大きな歓声が起こります。
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2019ジャパンパラゴールボール競技大会
撮影:有限会社エックスワン
☆観戦時の注意!
観客が声を出して応援を送れるのは、ゴールが決まった時やゲームタイマーが止まっている間のみです。この間にたくさんの声援を送りましょう!
プレーが始まる前は静かにする合図として、レフェリーが「クワイエットプリーズ!(Quiet Please!)」(お静かに!)とコールします。
競技の概要
<コート>
➣18m×9mで、6人制バレーボールのコートと同じ広さです。
➣コート内は、センターラインを挟んで6mの幅のニュートラルエリアと
両チームのゴール前のチームエリア(各6m)に分かれています。
<ゴール>
➣ゴールの大きさは、幅9m、高さ1.3mです。
つまり、コートと同じ幅のゴールがコートの両端に置かれています。
<ボール>
➣バスケットボールとほぼ同じ大きさですが、重さは1.25kgと約2倍です。
<チーム>
➣1チームは選手が最大6名、ベンチコーチが3名で編成されます。
コート上には選手3名が出てプレーします。
<試合方法>
➣攻撃側の選手が投球し、相手チームのゴールラインを越えると1点です。
➣守備側は、3人の選手が床に横たわるようにしてガードします。
➣ボールは転がりながらゴールに向かっていくイメージですが、投げたボ
ールは、攻撃側のチームエリアとニュートラルエリアで各1回以上バウ
ンドさせないと反則になります。
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2019ジャパンパラゴールボール競技大会
撮影:有限会社エックスワン
2019ジャパンパラゴールボール競技大会
撮影:有限会社エックスワン
◇音も反則になる
投球者を含め、攻撃側のチームは、守備側に不利になるような音を出してはいけません。
◇返球には制限時間がある
投球されたボールを、守備側の選手が初めて触れてから投げ返してセンターラインを越えるまでの時間は、10秒以内でなければなりません。
守備でボールをはじいてしまうとそのボールを確保するまでに時間を使うことになります。そこで選手
は、ボールをはじくのではなく、止めることを意識してプレーしています。
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2019ジャパンパラゴールボール競技大会
撮影:有限会社エックスワン
なるほどルール
◇素早い反応
男子のトップ選手になるとその球速は、初速で時速60㎞~70㎞といわれます。
時速70㎞だと、攻撃側のエリアから守備側の選手が構える位置までの約9mの距離をわずか0.5秒でボールが到達します。
その間にどの方向にどんなボールが来るかを判断し、反応しなければなりません。
◇見事なカバー
他の二人の選手の守備をボールが乗り越えてしまった場合、残る一人がボールに向かってジャンプし、ボールを止めます。
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2019ジャパンパラゴールボール競技大会
撮影:有限会社エックスワン
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〇ゴールボールを体験してみる
問合せ先:一般社団法人日本ゴールボール協会 技術部
メ ー ル:eng_japangoalball@jgba.or.jp
ホームページ:http://www.jgba.jp/recruit.html
〇用具を借りる
問合せ先:長野県障がい者スポーツ協会(ボール、アイシェードのみ貸出し可能)
連 絡 先:026-295-3661
メ ー ル:info@nsad.or.jp
問合せ可能時間:平日 9:00~17:15
(参考文献) 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会、日本パラリンピック委員会のホームページから抜粋して引用しています。