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卓球

Table tennis

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長野県障がい者スポーツ推進
プロジェクト実行委員会
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どんな競技?

 身体障がい(肢体、視覚、聴覚)、知的障がい、精神障がいと様々な障がいのある選手がプレーする競技です。

(他に視覚障がいの選手の競技として、独自のルールによる

 サウンドテーブルテニスがあります。)

 基本的には一般の競技規則に準じて行われますが、障がいの種類や特性に応じて、一部ルールが変更されています。

 使用する卓球台やネットの高さ、用具は、一般の卓球と同じです。

 身体障がい(肢体)については、車いすと立位に分けられ、それぞれ障がいの種類と程度によってクラス分けがされています。

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競技の概要

<身体障がい(肢体)のクラス分け>

▷身体障がい(肢体)については、車いすと立位のそれぞれについて

 5つにクラス分けされ、同じクラスの選手同士が戦います。

  車いす 障がいが最も重いTT1 から 最も軽いTT5 まで 

      5段階にクラス分けされ、障がいが重く下肢や体幹だけ

      でなく手にも障がいがある選手は、手にラケットを固定

      してプレーすることがあります。

  立 位 最も重いTT6 から 最も軽いTT10 まで5段階に

      クラス分けされ、両腕に障がいがあるため腕にラケット

      を固定する選手、義足を装着して競技する選手など様々

      なプレースタイルがあります。

 

<車いすの場合の独自ルール>

▷卓球台は通常のサイズですが、車いすの選手が脚を卓球台の下に

 入れて競技することを考慮して、卓球台の脚はエンドラインから

 40cm以上離れたものを使用します。

▷車いすの場合、卓球台の前で左右に機敏に動けないので、サーブ

 を打つ際、ボールが相手コートの有効なエリアに落ちても、エン

 ドラインに達する前にボールがサイドラインの外に出ると、レッ

 ト(無効)となり、サーブがやり直しになります。

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◇車いすダブルスは交互に打たなくていい

 一般の卓球のダブルスでは、交互に打球しなければいけませんが、車いすを使用する選手の場合は、レ

シーバーがリターンした後はどちらの選手でも打つことができます。

 

 

 

 

◇手が卓球台に触れてもOK

 肢体不自由者と知的障がい者については、ラケットを持っていないほうの手がコートに触れても、失点

になりません。

 ただし、コートについた手を支えにして打ったり、卓球台を動かしたりしてはいけません。

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なるほどルール

◇鍛え上げられた技

 車いすを使用する選手は、車いすを左右に大きく動かすのが難しいため、台の近くでプレーします。

 そのため、車いすを使用する選手の試合では、近距離での打ち合いとなり、その中で左右に打ち分けたり、ネット際に落ちる球を織り交ぜたりしながら戦います。

ここがすごい!

体験したい

☞​こちらにお問い合わせください

〇卓球を体験してみる

問合せ先:長野県身体障害者卓球協会

担 当 者:山本 高之(事務局)

連 絡 先:070-4377-5439

メ ー ル:secretariat@nttad.info

〇用具を借りる

​同上

(参考文献)  『障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級)2020年改訂カリキュラム対応』 

        ぎょうせい 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会編 2020年

         『全国障害者スポーツ大会競技規則集』 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 2020年

        また、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会のホームページから抜粋して引用しています。

        https://www.jsad.or.jp/about/referenceroom_data/competition-guide_12.pdf

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