公益財団法人長野県障がい者スポーツ協会
Nagano Adapted Sports Association
どんな競技?
「スレッジ」と呼ばれるスケートの刃を2枚つけた専用のそりに乗って自由自在に氷上を滑り、パックを相手ゴールにシュートして得点する団体競技です。
以前は「アイススレッジホッケー」と呼ばれていました。
下肢障がいのある選手が出場し、アイスホッケーさながらの激しいボディチェックが認められていて、「氷上の格闘技」とも呼ばれています。
国際アイスホッケー連盟が定める規則に準じて行われますが、一部ルールを変更しています。
アイスホッケーと同じリンクを使います。
ゴールの大きさや使用するパックも同じです。
防具を装着しユニフォームを着る
落とされたパックを取り合い試合が始まる
競技の概要
<チーム編成>
▷1チームは17名の選手で構成し、そのうちリンクの上で戦うのは
ゴールキーパー1名を含む6名となります。
ゴールキーパー 1名
ディフェンス 2名
フォワード 3名 でセットを組むのが一般的です。
▷アイスホッケーと同様、選手交代は随時できます。
<競技時間>
▷1試合は、1ピリオド15分の3ピリオド、合計45分を戦います。
ピリオド間は、15分ずつのインターバルが入ります。
<同点の場合>
▷3ピリオドを戦って同点の場合は、延長戦を行い先に得点したチーム
が勝者となります。
▷延長戦でも決着がつかない場合は、シュートアウト(ペナルティショ
ット)を行い、勝敗を決めます。
ゴールキーパーは防具が違います
相手に直接ぶつかって止めることが
できる醍醐味があります
◇真横からそりをぶつけるのは反則
相手選手のスレッジ(そり)に対し、横から直角に衝突することは危険行為とみなされ、「ティーイング」という反則になります。
これはパラアイスホッケー特有のルールです。
他にも、スティックで手をたたいたりすると反則となります。
なるほどルール
◇用具を使いこなす
〔スレッジ(そり)〕
フレーム、選手が座るバケット、2枚のスケートの刃(ブレード)から構成され、フォワードとディフェンス用は足を投げ出して座り、ゴールキーパー用はあぐらをかいて座ります。
バケットは選手の身体の大きさに合わせて作られていて、激しい衝突で身体がずれないようベルトで身体を固定します。
〔スティック〕
選手が両手に持ち、パスやシュートをしたり、漕ぎながらスレッジを操ったりします。
スティックは、片方の端がブレード部分、もう一方の端がピック部分になっており、ブレード部分でパックをとらえてパスを出したりシュートを打ったりします。ゴールキーパー用のスティックのブレード部分は幅も長さも大きく作られています。ピック部分はギザギザにとがっていて、氷をかくことで前進します。
スティック
ベルトでしっかり固定します
スレッジ
ヘルメット
パックを動かすとき
走り出す姿勢
ここがすごい!
体験したい
☞こちらにお問い合わせください
〇パラアイスホッケーを体験してみる
問合せ先:長野スレッジスポーツ協会
担 当 者:馬島 誠
連 絡 先:090-4198-7654
メ ー ル:majimako17@gmail.com
問合せ可能時間:特に指定なし
〇用具を借りる
同上
(参考文献) 次のホームページから抜粋して引用しています。
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会
https://www.jsad.or.jp/about/referenceroom_data/competition-guide_18.pdf
一般社団法人日本パラアイスホッケー協会